28 しもすわ
肛門胃腸内科クリニック （下諏訪町・諏訪信用金庫）髙林　一浩（48）

大学病院や関連病院、さらに肛門科専門病院で得た経験や知識を、私自身の生まれ故郷である諏訪の皆様の為に還元し、地域の医療に貢献したいと考え開業を決意しました。

私の実家は祖父の代から会社を営んでおり、その頃から「しんきん」さんとはお付き合いがありました。今回の開業に際しても、経営面や資金面など親身になって相談に乗ってくださったことが決め手です。

病気の発見や治療を行うのはもちろん、受診された患者様の不安を少しでも取り除き、安心して気軽に受診していただける、「癒しの空間」のようなクリニックにしていきたいと考えております。

準備が進めば進むほど不安が募り、逃げ出したくなる時もありました。しかし、仲間と共に作り上げたクリニックがようやく完成した時の喜びは忘れられません。

当クリニックを「受診してよかった」と思って下さる方が一人でも増えるように、一人一人の患者様と真摯に向き合って診療するのみと考えています。

「今まで肛門科がなかったので助かった！」、「内視鏡検査がとても楽だった！」などと患者様に喜んでいただけた時です。

勇気、自信、謙虚さ

開業前はあれこれ考えてネガティブな気持ちにもなりました。しかし始まってしまえば、今まで通り日々の診療に集中して精一杯やるのみだと感じています。

とにかく患者様の気持ちに寄り添うこと。患者様に喜んでいただけることが、私自身や一緒に働くスタッフの喜びにつながります。

開業に向けた準備を行う中で、同じ目標に向かって進み、助けてくれる仲間と出会うことができました。最初は誰しも不安だと思いますが、最後は自分を信じて目標に向かい、一歩踏み出してみてください。