24 ベトナム食品市場 （飯田市・飯田信用金庫）NGUYEN THI HAI YEN
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技能実習生として日本で3年間生活していましたが、当時はベトナム現地の食品が買えず、料理をするのにとても苦労しました。結婚して再来日したのをきっかけに、「私の“母国の味”を提供したい」と思うようになり、起業を決意しました。

知人に紹介された事がきっかけでした。創業資金の相談へ行った際、担当してくれた水上さんの対応の良さが決め手です。「『しんきん』さん以外にない」と思いました。

ベトナム人が気軽に楽しく集える場所を提供していきたいです。ベトナム人同士のコミュニティの場を設けることにより、私たちにとっては外国である「日本」での孤立や困窮を防ぎたいと考えています。

まずはベトナム食品の購入ルートの確保。そして保健所の資格を得るために、建物の構造を勉強したことは強く記憶に残っています。

Facebookでお店のグループを作成しています。

たくさんのベトナム人のお客様が来てくれる時と、日本人のお客様がベトナムの食品に興味を持ってくれた時。

「誰に・何を・どのように提供するか」という基本的な考え。
自分の提供するサービスの市場規模と、数年後にはどのように変化するかを下調べすること。
足りない能力を補い合うことができるパートナーを見つけること。

想像以上に忙しくなり、休みが無くなりましたが、それ以上にやりがいが大きいと感じています。自分自身の勉強不足や能力不足を痛感することが増え、毎日の努力が大切だと考えるようになりました。

お客様に対して心掛けているのは、常に商品のラインナップを更新し続け、足りないものはすぐに追加できるようにすること。また、交通インフラが乏しい飯田市・飯田市外であっても、配達・発送でサービスを提供できるようにしています。
経営者として肝に銘じているのは、現状に満足や妥協することなく、成長し続けていく方法を常に考えることです。

起業したばかりは苦労や困りごとも多いです。しかし、それに負けず努力して、飯田市に今よりもっと大きなベトナム人が気軽に楽しく集える場所を提供してください。