「さくだいらキッズらぼ」は、厚生労働省が定める「児童福祉法」に基づいた福祉サービス「放課後等デイサービス」です。発達に悩む子どもたちの早期療育と自立(就労)支援を行います。
「さくだいらキッズらぼ」は、厚生労働省が定める「児童福祉法」に基づいた福祉サービス「放課後等デイサービス」です。発達に悩む子どもたちの早期療育と自立(就労)支援を行います。
子どもたちの「やりたい!」「なりたい!」をサポートします
学習塾を運営する中で、多くのこどもが「人間関係がうまくいかず不登校になってしまう」姿を見てきました。彼らには勉強よりも「コミュニケーション方法」の学習や「体験の場」の提供が必要と考え、創業を決意しました。
さまざまな金融機関のなかで、「しんきん」さんが最も親身に話を聞いてくれ、私の想いに共感してくれたからです。また資金面だけでなく、あらゆる面でサポートしていただき、心から信頼できると感じたのでお任せしました。
まず目指すのは「地域で認知される存在」です。地方ではサービスの存在を知らない方も多いため、しっかり発信し、認知・利用していただくことで、発達障害に悩むご家庭の助けになることができると考えています。
私たちは、発達の偏りや特性をその子の「個性」と考えています。小さい頃からの彼らの悩みを肯定的に捉え、自分の「強み」と「弱み」を理解するためのお手伝いをしながら、ご家族が笑顔になれるよう真摯に向き合うことを心がけています。
創業前に多くの先輩経営者にお話を聞く機会をいただけたことは楽しい思い出です。初対面の私にどなたも本当に親切にしてくれて、ご自身の経験を伝えてくれました。その時にできたつながりを、今も大切にしています。
スタッフの採用については苦労することを予想していましたが、私と同じ想いを持って一生懸命頑張ってくれるスタッフと巡り合うことができました。
教室がオープンする3カ月前から一日も欠かさず、ブログで想いを伝え続けました。そのおかげでオープンまでに50件以上のお問合せをいただくことができました。今もスタッフが、ブログで日々の活動報告をしています。
子どもたちに「他ではできない経験」を提供できた時です。例えば昨年10月、佐久市岩村田教室で「レモネードスタンド活動※」を行いました。みんなでレモネードスタンドの歴史を学び、レモネードの作り方を飲食店で教わり、子どもたちが自ら売るための工夫を考え、POPなどを作り、キッチンカーを借りて販売した結果、たくさん売ることができて大成功でした。スタッフは大変だったと思いますが、子どもたちは多くの学びを得て、成長することができました。
※レモネードを販売し、小児がんへの支援を行う活動
「想い」「信用」「時間」
一番は成し遂げたいという「想い」。これは必須です。
次に、創業を目指す多くの方は金融機関からの融資や事業開始に向けた準備が必要です。その時に、経験や実績、人望といった「信用」が大事になってきます。
最後に、失敗しない事業計画を練る「時間」を、創業前に多く持つことが必要だと思います。
よく考えるようになりました。自分の決断が、自分の家族だけではなくスタッフやそのご家族の生活も背負っているという責任を感じるようになったからです。スタッフを雇用したことで、考え方がより「経営者目線」になったと思います。
やりたいことがあるなら、まずは小さく行動に移してみましょう。もしかしたら失敗するかもしれませんが、それでも、「何もしないより」は「小さく行動して小さく失敗する」方が次の大きな成功につながると思います。
「子どもたちに明るい未来を与えたい」という強い志を掲げ、「放課後等デイサービス」の教室を開設された眞島さん。子どもたちとの関わりを通じ、「誰一人取り残さない社会」の実現を目指している眞島さんを、「しんきん」はこれからもずっと応援します。